ここでは、あまりネタがないので平成21年5月までに始まる裁判員制度について説明します。
裁判員制度とは国民が裁判員として刑事裁判に参加し、被告人が有罪かどうか、またその場合どのような刑にするのかを裁判官と一緒に決める制度です。この結果、国民が司法に対する理解と信頼が深まることが期待されています。
@どのようにして選ばれるのか
まず選挙人名簿を元に裁判員候補者名簿を作成します。裁判員は、この候補者名簿の中から、1つの事件ごとに裁判所における選任手続きにより選ばれます。
A何をするのか
裁判官と一緒に刑事事件の審理に出席します。ここでは、証人等へ質問もできます。そしてすべての証拠を調べた後、事実を認定し被告が有罪か無罪か、有罪の場合の刑を評議し、決定します。
B辞退するには
原則として辞退できませんが、次のような人は申し出れば辞退できます。
a) 70歳以上の人
b)学生
c)地方公共団体の議会の議員 等
C日当や交通費は
支払われますが、具体的な数字はまだ決まってません。